
音楽家の渋谷慶一郎と演出家の岡田利規による新作オペラ「THE END」で主演を務める初音ミクが、
「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の衣装を着用することが11月20日、発表された。
アーティスティック・ディレクターMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)とスタジオチームによるオリジナル作品。
「THE END」は当初予定していた12月1日、2日の他、追加公演のチケットも販売されたが、既に全公演完売となっている。
「LOUIS VUITTON」によるオリジナルコスチュームのデザイン画Our Sponsor 11月20日に公開された「LOUIS VUITTON」によるオリジナルコスチュームのデザイン画は、ブランドを代表するモノグラム・モチーフを初めて使用せずに発表されたという「LOUIS VUITTON」の2013年春夏コレクションをもとに描かれたツーピースとショート丈のオールインワン。
市松模様のダミエ柄が特徴的なグラフィカルなデザインが、初音ミクの体型に落とし込まれている。また、ウェアだけではなく、初音ミクが持つバッグも「LOUIS VUITTON」のアイコンバッグのひとつ「スピーディ」を再解釈し、スクエアやキューブ型に。
足元のポインテッドパンプスは、ウェアと同様のダミエ柄で、アッパーにはリボン、長方形のヒールはメタル製として描かれている。
渋谷慶一郎と岡田利規による初のコラボレーション作品「THE END」は、悲劇的ストーリーやアリア、レチタティーボといった形式はそのままに、歌手もオーケストラも登場しない"ボーカロイド・オペラ"と称した初の試み。
映像ディレクターとして活躍するYKBXが描きおろしたイラストを吉田ユニがディレクションし、鈴木心が撮影した"爆破する"初音ミクのヴィジュアルは、公開とともに話題となった。