
GUCCI|グッチこのハンカチで、彼をバージョンアップ?
グッチから、普段づかいはもちろん贈り物にも最適な3枚セットのハンカチ、“ポケットスクエア”が発売された。ウィメンズ、メンズともにラインナップし、この夏なにかと重宝しそうだ。あなどれない、ハンカチの存在感ひとくちにハンカチといても起源は古く、生まれたのは紀元前2000年ごろの古代エジプト。白いリネンで作られたネックチーフがはじまりというから、上流階級の装飾品だったことがうかがえる。都市国家ギリシアでは芳香剤を染み込ませ、フレグランスとして使用することもあったとか。意外にも誕生当初から、実用的な側面よりもファッションアイテムとしての側面が強かったようだ。現在のように紳士がポケットチーフに使うようになり、ポケットの中の四角形、つまり“ポケットスクエア”と呼ばれるようになるのは、19世紀に入ってからだという。
現代では手を洗ったあとや汗をかいたときに拭う布として誰もがハンカチを使っているが、毎日持ち歩くものだからこそ、古代の人びとのようにこだわりを持ちたいところ。このグッチのポケットスクエアは、そんなスペシャル感と実用性を兼ね備えたアイテムだ。今季ブラックが多いグッチのコレクションのなかでフラワーの柄がアクセントとしても映える、上質なコットン100%のハンカチ。おし花をイメージしたというフローラル模様が愛らしさを演出する。
いっぽう、ホースビット柄や無地を採用したメンズ。マッドなネイビーとホワイトがあり、無地のタイプの隅には、Gの文字がふたつ絡み合うように並ぶ「インターロッキングG」のワンポイントが光る。ポケットチーフとして使われるのは通常シルクやリネンだが、コットンのこのハンカチでも違和感なく胸もとに納まる。1セットに3枚だから、たとえば2セットを男性にプレゼントすれば1週間日替わりでチーフを楽しめる。